かゆいは病気!?｜犬のかゆみ.com

気づいてあげたい犬のかゆみのサイン

あなたのワンちゃんはこんな行動をしていませんか？犬がかゆいときの行動

舐める
噛む
引っかく
擦り付ける

かゆみの症状って放っておいちゃダメなの？

かゆみは私たち人間にとって身近な感覚のため、ワンちゃんがかゆがっていても
あまり深刻に思えないかもしれません。
しばらくすれば自然に治るかゆみもありますが、皮膚病が原因でかゆみの症状が出ている場合もあります。
かゆみは不快感を伴うばかりでなく、ひっかくことで皮膚の炎症やその重症化にもつながってしまうことがあるので、
病気が原因のかゆみには早めの診断と対処が必要です。
ワンちゃんのかゆみについて理解を深め、適切な対応につなげましょう。

犬のかゆみの原因となる病気

かゆみを引き起こす病気はさまざま。早期発見、早期治療が大切です。

アレルギーが関与

アレルギー体質のワンちゃんは「特定の物質（抗原）」に身体が過剰に反応します。
アレルギー性皮膚炎は、強いかゆみが特徴的です。抗原が身体に侵入しなければ、症状は発現しません。

代表的な犬のアレルギー性皮膚炎

犬アトピー性皮膚炎

イエダニや花粉など、環境中の抗原が原因となります。

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食物アレルギー

食物に含まれる特定のたんぱく質に対する過剰反応によって起こるアレルギー反応。

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ノミアレルギー性皮膚炎
<寄生虫>

ノミの唾液によるアレルギー反応。主に腰からおしりまでに脱毛やかゆみが見られます。

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疥癬(かいせん)
<寄生虫>

疥癬虫の寄生によるアレルギー。最もかゆい皮膚病のひとつで、強くかきむしってしまいます。

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感染症(細菌、カビの仲間)

細菌や酵母菌が、皮膚で増殖することで発症します。最も一般的な皮膚感染症である膿皮症（のうひしょう）とマラセチア皮膚炎は、どちらもかゆみを伴います。

代表的な犬の感染症

膿皮症(のうひしょう)

ブドウ球菌が原因の感染症。皮膚の炎症やフケ、かゆみなどの症状を引き起こします。
マラセチア皮膚炎

マラセチアという酵母菌（カビの一種）が原因の感染症。ベタベタとした皮脂やフケ、かゆみを伴います。

その他のかゆみの原因
（天疱瘡、がん等）

天疱瘡（てんぽうそう）などの免疫の問題で起こる皮膚病や、リンパ腫など皮膚に発生するがんでもかゆみを伴うことがあります。また、本当にかゆくないときでも「かゆみの動作」を示すことがあります。例えば、トゲが肢に刺さっているときや、外傷があるとき。あるいは、関節炎での痛みがあるときに、その部分の皮膚を気にして舐めたり擦ったりすることがあります。精神的な問題で、足先をなめるワンちゃんもいます。舐めたりひっかいたりする行為が皮膚の炎症へとつながり、かゆみを発生させたり、かゆみを悪化させることがあります。